運用実績の記事が4月分を最後に止まっていましたが、2026年7月分から定点観測を再開します。
更新が空いていた5月から7月の間に、ポートフォリオはかなり変わりました。暴落を警戒して個別株をほぼ売却し、現金比率を高めたものの、その後は売ったバリュー株が上昇。さらにフジクラ(5803)の急落を拾って大きな損失を出すなど、なかなか散々な期間でした。
そこで7月末時点では、個別株を完全にやめるのではなく、個別株の比率を下げてもう一度勉強し直し、投資信託の比率を高める方向で考えています。
※運用実績の資産額・構成比は2026年7月31日時点です。8月の後日談に記載したトヨタの評価額のみ、2026年8月9日時点の数字です。
2026年7月末の資産総額
まずは、2026年7月末時点の運用資産です。
資産総額:19,206,021円
前月末:19,554,014円
前月比:−347,993円(−1.78%)

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6月末から約35万円のマイナスとなりました。
前回記事を出した4月末の資産総額は18,769,221円だったため、そこから比べれば436,800円増えています。ただ、その途中には個別株の売却や損切りもあり、素直に「順調に増えた」とは言いにくい3カ月でした。
7月末の資産内訳
※表は横にスクロールできます →
| 資産種別 | 評価額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 国内株式 | 2,828,840円 | 14.72% |
| 投資信託 | 7,992,322円 | 41.61% |
| 預り金等 | 8,384,859円 | 43.65% |
| 合計 | 19,206,021円 | — |
最大の特徴は、預り金等が838万円あり、資産全体の43.65%を占めていることです。
4月末は国内株式が978万円ありましたが、5月に株主優待目的の銘柄を除いて大部分を売却しました。7月末時点で残していた国内株は、味の素(2802)、ユナイテッドアローズ(7606)、良品計画(7453)、イオン(8267)、キリンホールディングス(2503)などが中心です。
この記事では資産全体の変化を見やすくするため、国内株は代表的な銘柄に絞って載せています。
7月の相場は日経平均が約8%下落
日経平均の月次データを見ると、2026年7月は6月末の70,062.32円から7月末には64,362.02円まで下落しました。月間では5,700.30円安、下落率は約8.1%です。
6月まで相場を引っ張ってきたAI・半導体関連株に売りが広がり、日経平均は大きく調整しました。一方、市場全体の値動きを見ると、TOPIXは日経平均ほど崩れず、半導体以外の銘柄へ資金が向かう場面も見られました。
私の資産も前月比で1.78%減りましたが、日経平均の下落率と比べると傷は浅く済みました。これは投資がうまかったというより、現金比率を高めていたため、下落相場の影響を受けにくかったことが大きいです。
そして皮肉なことに、この7月の値動きは、私がずっと待っていた「半導体からバリュー株への資金移動」に近いものでした。
更新が空いた間に個別株をほぼ売却
半導体が下がれば、バリュー株も一緒に売られると思った
4月まではAI・半導体関連株がどんどん上昇する一方で、私が保有していたバリュー株はほとんど上がりませんでした。
半導体株が少し下がっても、バリュー株へ資金が入ってくる感じがない。それなら半導体が本格的に崩れたときには、バリュー株もつられて売られるのではないか。
そう考えて、5月に株主優待目的の銘柄を除き、個別株の大部分を売却しました。いったん現金比率を高めて、もっと大きな下落が来たところで買い直すつもりでした。
ところが実際には、半導体関連株がさらに崩れた局面で、今度はバリュー株へ資金が入ってきました。待っていたはずの資金移動が、自分が売った後に始まったわけです。
相場を先回りしたつもりが、単にポジションを外して上昇を眺める結果になりました。
フジクラを5,300円付近で買い、大きな損失
さらに痛かったのが、フジクラ(5803)の取引です。
私が買うきっかけになった急落は、2026年5月14日に発表された2026年3月期の通期決算と、2027年3月期の業績予想を受けたものでした。
当時の株価は5月14日に高値7,933円をつけた後、同日の終値は6,355円まで急落。その後も下げが続き、5月26日の終値は5,329円となりました。
私は5,300円付近まで下がったところで、「さすがに下がりすぎだろう」と考えて買いました。しかも、個別株を売って現金がたくさんあったため、いつもより大きく買ってしまいました。
結果は大きな損失です。
「急落したから割安」ではなく、単に下落の途中だった。何度も経験してきたはずなのに、また同じようなことをしています。
残していたKHネオケム1000株も売却
フジクラが下げる中で、バリュー株も一時的に弱くなりました。
私は「やはりバリュー株も一緒に下がる」と考え、最後まで残していたKHネオケム(4189)1000株も売却しました。
しかし、その後は株価が持ち直し、7月には3,000円前後まで上昇。売らずに持っていればよかったという後悔だけが残りました。
フジクラでは急落を拾って負け、KHネオケムは売った後に上がる。振り返ってみると、相場の動きを予想して動くたびに裏目に出ています。
7月は個別株を一度も買わなかった
こうした失敗が続いたこともあり、7月は個別株を一度も買いませんでした。
損失そのものもつらいのですが、それ以上に、株価が気になって何度も画面を見たり、売った株が上がって後悔したりする状態が精神的によくありません。
今の資産配分と売買の仕方では、個別株の値動きに振り回されすぎる。
そう考えた7月は、無理に取り返そうとせず、個別株の比率を下げたまま投資信託の積立だけを続けました。個別株はやめるのではなく、資金量を抑えてもう一度勉強し直すつもりです。
7月は投資信託を20万円購入
※表は横にスクロールできます →
| 購入日 | 投資信託 | 購入額 |
|---|---|---|
| 7月1日 | 楽天・プラス・S&P500 | 50,000円 |
| 7月1日 | 楽天・プラス・オールカントリー | 50,000円 |
| 7月18日 | 楽天・プラス・オールカントリー | 100,000円 |
| 合計 | 200,000円 | |
7月はオルカンを15万円、S&P500を5万円購入しました。
これまでは給与から毎月10万円を積み立てていましたが、個別株の売却でできた証券口座の現金から、さらに10万円を追加することにしました。今後は給与から10万円+証券口座の現金から10万円=毎月20万円を投資信託へ回していく予定です。
現在保有している投資信託には、オルカンやS&P500に加えて、NASDAQ100やSOX指数に連動する商品もあります。同じ指数に連動する商品を複数持っていますが、目的を分けて買ったわけではありません。その時点で手数料が安かった商品を選んできた結果、保有商品が増えました。
保有している投資信託を投資対象別にまとめると、オルカン、S&P500、NASDAQ100、SOX指数の4種類が中心です。このほかに、以前から保有している先進国株式(除く日本)があります。
※表は横にスクロールできます →
| 投資対象 | 保有している投資信託 |
|---|---|
| オルカン | 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | |
| S&P500 | 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | |
| NASDAQ100 | 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | |
| ニッセイNASDAQ100インデックスファンド | |
| SOX指数 | 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド |
| 先進国株式 (除く日本) |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本) |
7月末時点の投資信託の評価額は、これらを合計して7,992,322円です。個別の評価額は日々変動するため、ここでは7月末の合計額と、保有している商品の全一覧を分けて載せています。
同じオルカン、S&P500、NASDAQ100に連動する商品が複数ありますが、投資目的はそれぞれ同じです。以前はその時々で手数料の安い商品を選んでいましたが、現在は楽天・プラスシリーズに落ち着いています。
今後、新しく積み立てる商品は楽天・プラス・オールカントリーと楽天・プラス・S&P500の2本だけにする予定です。現在の積立額をそのまま続け、毎月オルカンを15万円、S&P500を5万円購入します。NASDAQ100、SOX指数、先進国株式については、現時点では追加購入せず、保有している分の値動きを見ていくつもりです。
預り金838万円についても、一度に投入するのではなく、今後は投資信託を中心に少しずつ買っていく予定です。
NISAの残り枠は少なくなってきました。まずはNISA枠を使い、枠を使い切った後も積立を止めず、特定口座で買い続けるつもりです。
最終的に「個別株・投資信託・現金」をどの比率にするかは、まだ決めていません。運用実績を記録しながら、自分が無理なく続けられる配分を探していきます。
今後の方針
7月末時点で考えていた方針は、次の4つです。
- オルカンを月15万円、S&P500を月5万円積み立てる
- 預り金は一度に使わず、毎月10万円ずつ時間を分散して投資する
- 個別株の比率を下げ、少ない資金で売買ルールを勉強し直す
- NISA枠を使い切った後も、特定口座で積立を続ける
特に3つ目は、フジクラとKHネオケムの反省から決めたものです。
個別株で失った分を個別株で取り返そうとすると、また焦って大きく買ってしまう。まずは個別株の比率を下げ、毎月の積立を運用の中心に置く。相場の先回りを狙う売買については、少ない資金で検証する方が自分には合っているのかもしれません。
【8月の後日談】トヨタを1000株購入
ここまでが7月末時点の運用実績ですが、8月に入ってからトヨタ自動車(7203)を1000株購入しました。
個別株の比率を下げると書いた直後ですが、今回のトヨタは、値動きを予想して短期で利益を狙ったフジクラとは少し違うつもりです。
現在残している個別株は、味の素、ユナイテッドアローズ、良品計画、イオンなど、自分が普段から商品やサービスを利用して「この会社はいいな」と感じた銘柄が中心です。結果的には、そうした身近な会社の株が比較的よく上がっています。
私自身も普段からトヨタ車に乗っており、商品を使う側として信頼している会社です。2026年8月4日の第1四半期決算後に株価を見て、予想年間配当100円に対する配当利回りが3.5%近くあり、株主優待もあることから、自分が使ってよいと思える会社を長く持つ個別株として購入しました。
平均取得単価は1株2,917.4円、取得総額は2,917,400円です。8月9日時点では評価額2,980,000円、含み益は62,600円となっています。
ただ、1000株で約292万円は個別株の比率を考えるうえで小さな金額ではありません。また、決算資料に出てくる為替レートの考え方など、まだ詳しく確認したい部分もあります。トヨタを買った理由や業績、為替が利益へ与える影響については、別の記事で改めて調べる予定です。
まとめ
2026年7月末の資産総額は19,206,021円となり、6月末から347,993円減少しました。
日経平均が月間で約8.1%下落したことを考えれば、現金比率を高めていたことで下落の影響は抑えられました。ただし、その現金を作るために売却したバリュー株が上昇しているため、素直に喜べる状況でもありません。
相場の先を読もうとして個別株を売り、急落したフジクラを買い、残していたKHネオケムを手放す。振り返ると、動くたびに裏目に出た数カ月でした。
そこで今後は、投資信託を月20万円へ増額して運用の中心に置き、個別株は比率を下げた状態で勉強し直す方針にしました。新しく積み立てる投資信託もオルカンを月15万円、S&P500を月5万円の2種類に絞り、まずはこの形を続けてみます。
その一方で、8月にはトヨタを1000株購入しました。個別株を完全にやめるのではなく、自分が実際に商品やサービスを利用して、長く持ちたいと思える会社に絞る。トヨタについては、今後の運用実績と個別の銘柄研究記事で経過を追っていきます。
個別株・投資信託・現金を最終的にどの比率にするか、まだ答えは出ていません。皆さんなら、現金838万円を投資信託へ少しずつ入れていくのか、それとも一部を高配当株に回すのか。考え方を教えてもらえると助かります。
本記事は個人の運用記録であり、特定の銘柄や投資信託の購入を推奨するものではありません。数字の打ち間違いや情報が古い部分もあるかもしれません。実際に投資を検討する前には必ず最新の情報を確認し、投資は自己責任で最終判断をお願いします。
Xでも日々の投資のぼやきや銘柄考察をつぶやいているので、気軽にフォローやリプライで絡んでもらえたら嬉しいです!【 https://x.com/Zundamontousi 】


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