大幅下落の翌日に日経平均が急反発し、私は「なぜこんなV字回復になるのか」をオプション需給から説明しようとしました。
しかし、当時の記事は、プットオプションの買いを「下値のクッション」と呼びながら、同じポジションに伴うデルタヘッジ売りが下落を増幅したとも書いており、説明が矛盾していました。
オプション需給は、ポジションの向きを確認しないと断定できない
オプション取引が先物の売買につながることはあります。ただし、ディーラーが買い手か売り手か、どの権利行使価格に建玉が集中していたか、満期までの時間がどれくらいかによって、必要なヘッジの方向と大きさは変わります。
そのため、VIの急上昇と値動きだけを見て「暴落も反発もオプション需給が原因」と決めることはできません。オプションの買い戻しが反発の一因だった可能性はありますが、現物の押し目買い、先物の買い戻し、ニュースへの反応など、複数の要因が重なったと見る方が安全です。
確認できた事実/私の仮説/実際の行動
- 確認できた事実:日経VIが急上昇し、株価が大きく下げた翌日に反発した。
- 私の仮説:オプションと先物のヘッジ解消が反発の一部を支えた可能性がある。
- 実際の行動:反発を見て買い戻したものの、値動きの大きさに耐えられず短時間で手放した。
一番大事だったのは、値動きへもっともらしい理由を付けることではなく、自分が理解できないボラティリティの中でポジションを大きくしないことでした。
本記事は当時の売買記録を、後から因果関係を断定しない形へ修正したものです。



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